町を歩けば金木犀の香りを感じますし、一気に寒気もなだれ込んできて、一気に秋が深まったような気がしますね。
秋といえば、食欲・スポーツ・読書など様々なものが思い浮かぶかと思いますが、今回は「読書の秋」ということで、原作が映画化されたり、ドラマ化されたりと、この秋読むべき旬な本を紹介していきます。
1. 『陸王』・池井戸潤
池井戸潤さんの作品で、今年の10月から日曜ドラマで放映されることが決まっています。
池井戸潤さんといえば、あの『半沢直樹』の産みの親でもあるため、文字で訴える小説とは、また違った魅力を映像で楽しめるのでは、と大変注目が集まっています。
物語は中小企業の老舗足袋屋がスポーツシューズメーカーへと生まれ変わっていく物語で、新鮮かつその生まれ変わりまでの葛藤や感動が描かれています。
小説を読んで、ドラマの予習をするも良し、ドラマと並行して読んで小説との違いを楽しむの良しの、まさに今が旬な小説となっています。
2. 『マスカレードナイト』・東野圭吾
推理小説家として名高い東野圭吾さんの最新刊です。
『マスカレードナイト』はマスカレードシリーズと呼ばれるシリーズの3作目で、このシリーズは「ホテル・コンテシア東京」を舞台に、若手刑事とホテルのフロントの女性が協力して謎を解いていく、という物語です。
マスカレードシリーズはかなり人気になっていて、普段本を読まない人でも「おもしろい」と感じられるシリーズです。
東野圭吾さんの小説は、伏線が多く最後まで読んでようやく納得できる話しもあるので、最後までたっぷり楽しみたいという人にオススメです。
3. ナミヤ雑貨店の奇蹟・東野圭吾
こちらも、東野圭吾さんの作品です。
最近、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんや、西田敏行さんら、豪華なキャストで映画化され、話題を集めましたね。シャッターの間に手紙が挟まっているようなブックデザインも「これはどんな話なんだろう」と、思わず手に取ってしまいそうなデザインですね。
東野圭吾さんの作品は、ミステリーや推理小説の類しか読んだことがない!という方にはオススメでの一冊です。
4. 『人生の勝算』・前田裕二
SHOWROOMという、アイドルやタレントの生放送がストリーミング配信されている、現在話題沸騰中の無料視聴アプリの提供サービスを行っている、SHOWROOM株式会社代表取締役の前田裕二さんが執筆された本です。
前田さんの生き方や考え方など、エッセンスが盛りだくさんの一冊です。カテゴリーではITとなりますが、内容はそこまで難しいわけではなく、ITに関わっていない人でもサラッと読めます。
若くして、ホリエモンや秋元康を唸らせた、前田裕二さんがどのような考え方をしていて、どのように成長したのかを学ぶには、これから社会人んとなる大学生世代がピッタリですよね!
就活に困っている、これからの人生どうしよう、そんな悩みを抱えている人にオススメしたい1冊です。
もちろん、人それぞれで読む本の、ジャンルも違えば、量も違います。ただ一貫して言えることは、本を読んで得た知識や情報は消耗することがないので、無くならない資産だということです。
本で得た知識は、自分の中に新しい価値観を提供してくれますし、他の人の意見を聞ける貴重な機会です。
活字の本を読んだことがないという人も、この秋に読書をスタートさせはいかがでしょうか。
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