夏バテはよく耳にするものの、残暑バテはあまり聞いたことのないという人が多いかもしれません。夏本番でなく、残暑に体調不良を起こす人は意外にも多いもの。
そこで今回は、そんな残暑バテに効果的な対策をご紹介します。
残暑バテとはこんな症状!
夏バテには、「食欲がなくなる」「身体がだるい」などの症状が主に挙げられますが、残暑バテになるとどのような症状が起こるのでしょうか?残暑バテの症状としては、以下のものが挙げられます。
・よく眠れない
・身体が重く、疲れがとれない
・立ちくらみがする
・頭がボーとする
・日中も眠気が覚めない
これらの症状が当てはまったら、残暑バテの可能性があります。
夏本番の時期は、暑さや冷房による温度差で身体が疲れてしまいます。そして、残暑といわれる8月下旬から9月中旬に渡り、夏に溜まった疲れが身体の不調として現れてしまうのです。
まずは良質な睡眠をとることを心がけて!
残暑バテ対策として大切なのが、睡眠をよくとること。
夏から秋に移り変わる時期は、いつもより長めに睡眠をとりましょう。昼寝を取り入れるのも一つの手です。睡眠時間が短い人や眠気が覚めないという人は、20分程度と短めの昼寝をいつもの生活リズムの中に入れてみましょう。十分な睡眠時間を確保するのも大事ですが、いくら長く眠ってしてもその眠りが浅ければ、残暑バテ対策としてはあまり意味がありません。夜遅くまでSNSを楽しんでいる女子大生も多いかと思いますが、スマホから発せられるブルーライトは良質な睡眠の妨げとなってしまいます。遅くとも寝る1時間前にはスマホから離れ、リラックスして過ごしましょう。
アロマキャンドルを灯したり、ヒーリング音楽を流したり、軽いストレッチをしたりするのも、リラックス効果が高いのでおすすめです。部屋着ではなく、着心地のよいパジャマも快眠へと導いてくれます。そして、朝起きたらまずカーテンを開け、朝日を浴びましょう。朝日を浴びると体内時計が自然と整えられ、目覚めもよくなりますよ。
お風呂に浸かって疲労回復!
暑いからとシャワーだけで済ましていると、身体に溜まった疲れもなかなかとれません。身体を回復させるには、40度前後のぬるめのお湯に浸かるのが効果的です。
お湯が熱すぎると、交感神経が活発化し、リラックスにしくい状態になってしまうので注意が必要です。お風呂場の明かりを暗くしてキャンドルをつけたり、お気に入りの入浴剤を入れて香りを楽しんだりすると、リラックス効果もアップして疲れも癒されますよ。
また、寝る2時間前に入浴を済ますとよく眠れるといわれています。寝つきが悪くて困っている人は、入浴時間と就寝時間を考慮して予定を立てておくとよいでしょう。
暑くても飲み物は常温のものを
まだまだ暑さの厳しい日もある残暑。そんな暑い日には、冷たい飲み物がほしくなりますよね。しかし、夏と同じ調子で冷たい飲み物を飲んでしまうと、内臓が冷えてしまいます。内臓の冷えは、残暑バテにつながるだけではなく、免疫力が低下したり、痩せにくくなったり、肌荒れの原因にもなったりします。内臓が冷えると、さまざまな不調を招いてしまうので、水分補給をするときはなるべく温かいものや常温のものを飲むように心がけましょう。
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