就職活動を控えた3年生のみなさん、SPI対策はできていますか?
3月まで1カ月を切りましたが、「そもそもSPIが何なのかいまいちわかっていない…」という人も多いかもしれません。
そこで今回は、SPIとは何か、そしてその対策をご紹介します!
SPIって何?
SPIとは、正式には「SPI総合検査」といい、リクルート社が提供している適性検査のことです。SPIは一般名称ではなく、リクルート社の商品名なんです!受験生の基礎的な性格と能力を測るために、多くの企業がSPIを実施しています。
全ての企業に当てはまるわけではありませんが、SPIを突破しないと一次選考や面接にたどり着けない企業も多いため、就職活動の第一関門ともいわれています。
SPIにはどんな問題が出るの?
SPIは「適正テスト」と「能力テスト」に大きく分けられます。
適正テストは、約200問の性格に関する問いに「はい」か「いいえ」で答えるものです。この適正テストによって、その人の行動的側面や意欲的側面などの基本的な性格や、どのような職種に適しているかを測ることができます。
「こう答えれば好印象だろう」という風には考えず、直感に従い正直に回答しましょう。
能力テストは、「言語テスト」と「非言語テスト」に分けられます。
言語テストは主に国語のテストのようなもので、言葉の意味や文章構成を理解する能力の検査です。非言語テストは、算数の問題を解くテストで、データ処理や計算の能力を検査するものです。
「言語テストは自信があるけれど、非言語テストは苦手…」などと得意不得意がある人もいると思いますが、成績が偏らないよう今からしっかり勉強しておきましょう。
具体的なSPIの対策法は?
問題集を手に入れよう
SPIの主な対策法としては、問題集を使うことです。
ひっかけや難易度の高い問題など、問題集に載っている範囲を逸脱したものは出されることはないので、市販の問題集で解き方を身につけておけば、ほとんどの問題に解答することができるでしょう。
市販の問題集にプラスして、インターネットにある練習問題を解いてみるのもよいですね。
慣れが肝心!時間配分を考えよう
SPIの所要時間は70分で、能力テストは1問1分のペースが理想といわれています。
時間切れで最後まで解答できなかったということにならないためにも、すべての問題を短時間で解けるようにしておきたいものです。そのためには、問題集を使って何度も練習し、慣れることが大事です。
練習の数をこなすうちに徐々に解答時間が縮まっていくと思いますので、問題を解く際に時間を測定するのもおすすめですよ。時間を計って自分がどれくらい時間をかけているかチェックすれば、時間配分を考えるときに役立てることもできます。
また、テストセンターで受ける場合は、所要時間が65分と短くなるので注意が必要です。
いかがでしたか?
国語や算数の問題があると聞くと、少し不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、問題集を何度もこなして解き方を理解すれば、SPIには必ず対応できます。
SPIはとにかく慣れが肝心です。対策をするかしないかで、希望する企業で働ける可能性が左右されます。後悔しないためにも、SPI対策は必ずしておくようにしましょう!
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