夏は皮脂を多く含んだ汗がたくさん分泌されるので、一見肌はうるおっているように見えます。しかし、夏の肌はエアコンや紫外線によって意外に乾燥しがち。表面的には水分量が足りているように見えても、実は乾燥が進んでいるのです。
そこで今回は、乾燥に負けない肌を作るための保湿ケアをご紹介します!
夏でも油分は必須!
夏は肌がべたつくから、といって化粧水だけでスキンケアを終了してしまっている人も多いのではないでしょうか?
しかし、それではせっかく補った水分が蒸発してしまい、かえって肌の乾燥を招いてしまいます。その水分をキープするためには、必ず油分で蓋をしなければなりません。ベタベタ感がどうしても苦手という人は、使用感の軽い乳液やクリームを選ぶのがおすすめです。
夏は化粧水のみでさっぱりと済ませたいところですが、乳液やクリームで油分の蓋をしてからスキンケアを完了させましょう。
汗をかいたらそっと拭き取る
汗をかいた肌は、うるおいに満ちているように見えますが、そのままにしておくのはとても危険!肌の表面が汗を吸収してふやけてしまい、肌はダメージを受けやすい状態になってしまうのです。
汗をかいたら、肌あたりのソフトなタオルやティッシュで、やさしく吸い取るようにして拭き取りましょう。汗が完全に止まったころに拭くのが一番いいタイミングです。汗が止まっていない状態だと、いくら拭いてもダラダラと流れてきてしまいますよね。そのたびに拭くのは、かえって肌に刺激を与えることになってしまいます。
また、汗をかいたあとの肌はとても乾燥している状態です。乾燥化にストップをかけるためにも、スキンケアのときと同様、油分のある乳液やクリームを薄く塗り、肌をガードしましょう。
ローションパックは正しいやり方をマスターして!
肌にうるおいを与えるのに効果的なローションパック。
美容に敏感な女子大生の中には、よくやっているという人も多いはず。そんなローションパックはやり方が間違っていると逆効果なので、正しいやり方を確認しましょう。
まずは、コットンを水(精製水がベター)に浸し、軽くしぼります。そのあと、化粧水を適量含ませ、コットンを顔全体に隙間のないように乗せます。コットンを顔に乗せ、3分ほど経ったら剥がします。3分以上続けると、肌に入れた水分がコットンに吸収されてしまいます。乾燥を悪化させる原因になってしまうので、必ずパックはコットンが乾燥しはじめる前に終わらせましょう。
また、このときに使う化粧水は、アルコールフリーのものを選んでください。ニキビ用のものには、アルコールが配合されていることが多いので注意が必要です。大人気のハトムギ化粧水や無印良品の化粧水は大容量かつ低刺激なので、ローションパックにぴったりですよ。
汗や皮脂で肌の表面はしっとりしているからといって保湿ケアを怠ると、秋には立派なカサカサ肌になってしまいます。保湿ケアは一年を通して重要ということですね。ご紹介した保湿ケアを参考に、夏の乾燥した肌を労わってあげましょう。
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