夏の紫外線をたっぷり浴びた髪は、いつの間にかパサパサに…。傷んだ髪だとスタイリングも決まらず、魅力も半減してしまいます。
そこで今回は、おうちで簡単にできる、日焼け後のダメージヘアの保湿ケアをご紹介します。
ヘアトリートメントで集中パック!
いつもはシャンプーとコンディショナーだけという人も、髪が痛んだときはトリートメントに頼ってみるのもおすすめです。
いつも通りシャンプーをしたら、コンディショナーをつける前にトリートメントを塗りましょう。トリートメントを頭皮につけてしまうと、ベタつきや、髪のボリュームがなくなる原因になるので、耳の下あたりから毛先にかけて、念入りに揉みこむようにしましょう。
目が粗いコームで梳かすと、トリートメントが均一に広がるのでおすすめです。10分ほど時間をおいて洗い流したら、トリートメントで補給した栄養をコンディショナーでコーティングしましょう。時間をおくときに、蒸しタオルで髪を覆うと、トリートメントの浸透力もアップしますよ!
オイルヘアパックで髪と頭皮にうるおいを!
髪がパサパサで乾燥がひどかったり、頭皮にフケが出てしまっていたりするときにぜひ試してほしいのが、オイルヘアパック。
柔らかい手触りのしっとりツヤツヤな髪を手に入れることができます。髪を手で分けながら、頭皮全体にオイルをたっぷり塗っていきます。このときに、指の腹を使って優しく頭皮をマッサージすると、血流が良くなり、丈夫な髪が生えてきやすくなりますよ。ダメージを受けやすい毛先と、紫外線が当たりやすいトップ部分を中心に、髪の毛全体にもオイルをなじませましょう。蒸しタオルを巻いて10~20分ほど放置したら、いつも通りシャンプーをしてください。オイルは流れにくいので、しっかりと洗いましょう。ベタつきが心配な人は、2度洗うとよいですね。
使うオイルは、ホホバオイルやオリーブオイル、椿オイルがなじみが良くおすすめです。リーズナブルなので、惜しみなく使えますよ。
ハチミツとヨーグルトも美髪作りに効果あり!
高い保湿効果を持つことから、フェイスケアにも良く使われているハチミツ。
ハチミツ配合のヘアケア製品が販売されているように、ハチミツは痛んだ髪にも効果を発揮してくれます。たんぱく質やビタミンが豊富なハチミツを、そのまま髪に塗ることで、髪の内側まで栄養を行き渡らせ、潤いを補ってくれます。伸びが悪くて塗りにくいという場合は、オリーブオイルやココナッツオイルを大さじ1杯加えても。ハチミツには炎症を抑える作用があるので、頭皮のかゆみもやわらげてくれますよ。
また、ヨーグルトもヘアケアに役立つ食品の一つ。乳酸菌が髪にツヤを出し、乳脂肪が潤いを与えてくれます。たんぱく質も多く含まれているので、痛んだ髪を補修する効果もあるといわれています。冷蔵庫に余っているヨーグルトでも大丈夫ですが、砂糖不使用のプレーンタイプであることを必ず確認してくださいね。ハチミツヘアパックもヨーグルトヘアパックも、髪に塗ったら10~20分間置いて、十分に浸透させましょう。
ハチミツとヨーグルトを混ぜてパックしてももちろんOK! ハリと潤いのある、しなやかな髪に生まれ変わりますよ。
キューティクルが剥がれてしまったパサパサヘアには、集中的なヘアパックが効果的です。髪の毛だけでなく、頭皮も紫外線によるダメージを受けているので、しっかりケアしてあげてくださいね。
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