夏休みが終われば就職活動の対策講座が本格化し、履歴書やESの練習をする機会も増えてきます。
履歴書で多くの人が頭を悩ませるのが「資格」の欄。会社に入ってから必要なスキルは、入社してからでも身につけることができますが、語学は違います。入社条件に「TOEIC〇〇点以上」と書かれている会社もあるほど、英語はわかるのが当たり前な会社もありますよね。
今回は、ライバルたちに差をつけるためにおすすめしたい、第二外国語の勉強についてお話しします!
第二外国語って何?
第二外国語とは、母語と同じように理解することができる外国語のことです。
例えば、日本人は塾に通わずとも小学校、中学校の頃から英語を学ぶ機会がありますよね。第二外国語とは、一般的に大学で履修することが多い英語以外の外国語を指します。
いきなり選んでといわれても、何を基準に選んでいいかわからなくて、なんとなく履修して後悔した…という人もいるのではないでしょうか。
これから第二外国語として、履修対象になることが多い言語の特徴と履修したあとのメリットについてみていきましょう。
中国語
中国人だけでも約14億人!世界で一番話されている言語、中国語。
日本では英語に次いで学習する人が多い言語です。その理由はやはり日本のグローバル化し、日本の市場が国内だけでなく国外に広がったことでしょう。その中でも中国は人口も多く、経済成長が著しいため、今後も大きな市場となることが予測されるので、話せると便利なことはまちがいありません。
中国語を勉強するとき、最も難関になるのが発音でしょう。漢字を使用するので、読むだけなら何とか単語の意味は分かりますが、日本語に比べると発音の幅はおよそ30倍です。発音の練習は1人では難しいので、留学生と友達になったり、オンラインの会話で勉強したりと工夫が必要ですね。
韓国語
日本にとって最も物理的に距離が近い外国、韓国。
学生のうちに短期の留学や旅行でも気軽に行くことができる韓国で使われている韓国語は、比較的勉強しやすい言語だといわれています。英語のように母音と子音を組み合わせて、単語を作っていきます。
ハングルは母音が10音と子音の14音の合計24音が基本となっているので、比較的覚えやすいですね。はじめは、独特な文字の形と発音に苦労する人が多いですが、韓国の製品やドラマは日本にもたくさん入ってきているので、韓国語に触れる機会は作ろうと思えばいくらでも作れます。そのため、勉強しやすい環境にあるともいえるでしょう。
ドイツ語
英語と文法や単語がそっくりなドイツ語。
もともとの言語のルーツが似ていることから、ドイツ語は非常に英語と文法や単語が近いといわれています。そのため、早くから英語の文法や単語を勉強している日本人にとっては親しみやすいところがあります。
しかし、名詞の種類に女性・男性・中世という性別があったり、動詞の活用が複雑であったりと、やはり慣れが必要な部分もあるので、一概には簡単とは言えません。
ただ、ヨーロッパで将来仕事をしたい、EU圏に行ってみたいという思いがある人にとっては、ドイツ語を母語として話す人がEU圏には多いので、必要となる言語だと言えるでしょう。
卒業まで時間がある人、就職活動でライバルたちに差をつけたい人、第二外国語を勉強したことはあるけれど続かなかった人、動機は様々だと思いますが、大学生という自由に使える時間がたくさんあるうちに、語学を勉強しておくと必ず役に立ちます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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