梅雨は肌のべたつきやテカリによって、ニキビが増えたり毛穴が黒ずんだりと肌荒れが気になる季節です。肌が荒れていると楽しいはずのお化粧も楽しくなくなったり、写真を撮るのもなんだか億劫になりますよね。今回はいつもと同じスキンケアをしているのになんだか肌が荒れる、という人の為に肌トラブル無しで梅雨を乗り切るコツをご紹介します!
そもそも肌荒れの原因って?
いつもと同じスキンケアをしているはずなのに、どうして肌が荒れるんだろうと不思議に思う方も多いと思います。まずは、肌トラブルの原因から見ていきましょう。
梅雨独特の高湿度
肌のテカリやべたつきの一番の原因といわれいているのが「高湿度」です。一般的に梅雨と呼ばれるのは、5月から7月までの降水雨量が多い時期ですが、その時の湿度はなんと75%になることもあります。肌にとって最も快適な湿度といわれているのは、60%前後なので10パーセント以上も高いことがわかりますね。湿度が高くなると顔の皮脂の分泌が過度に多くなるせいで、雑菌が肌の上で繁殖する温床となってしまいます。この雑菌が皮脂と混じって肌を刺激するので、毛穴から出る老廃物と混じってニキビができたり、かゆみや赤みが生じることもあります。
身体の冷え
湿度が高くなって蒸し暑いと感じる季節なので、エアコンを使い始める人も多いのではないでしょうか。特に雨に濡れて既に体が冷えている状態で、冷房にあたってしまうと血行不良や体調不良を引き起こす恐れがあります。血行が悪くなると、肌がくすむなどの肌トラブルを起こしやすくなるので、体を冷やし過ぎないよう、注意が必要です。
意外な乾燥肌
意外と見落としてしまうのが乾燥肌です。部屋の湿度を下げるために除湿を使い過ぎるとかえって部屋の中が乾燥してしまいます。先程もお話ししましたが、肌にとって最適な湿度は60%前後です。お部屋の湿度には常に気を配るようにしましょう。「梅雨は多湿だから肌は乾燥しないだろう」と気を抜いていると、肌がカサカサになってしまいますよ!
保湿がカギ!梅雨の肌荒れ撃退法
最も大切なのは「保湿」です!
梅雨だから保湿をしなくても大丈夫と思っている方、読んでいただいて分かったかもしれませんが、梅雨は意外と乾燥肌になりがちです。梅雨は皮脂が多く分泌されたり、多湿のせいで汗をかいたりと毛穴が開いている状態が長く続くこともあります。なので、お風呂に入った後に洗顔をしっかりとして、肌の保湿にしっかりと時間をかけるようにしましょう。
肌のお手入れにもうひと手間!ピーリングジェル
敏感肌の人は使い過ぎに気をつけなければなりませんが、毛穴のお手入れに有効なのがピーリングジェルです。
毎日すると必要な皮脂まで取ってしまうので、逆に肌が乾燥することによる肌トラブルを引き起こしてしまいますが、週に2から3回程度ピーリングを行うと、皮脂の分泌しすぎを予防できるのでお勧めです。
保湿液の前に!パックで保湿効果を高める
保湿のためにパックをしているという方も多いと思いますが、パックにもさまざまな種類がありますよね。肌につけるものなので購入するときは、お店の人に相談するのが望ましいですが、梅雨の保湿にはしっかり潤うタイプのパックがおすすめです。べたべたして好きじゃないという方も多いですが、朝になると肌がしっかり潤った状態で目覚めるので、効果を実感できますよ!
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