楽しい海外旅行ですが、長時間のフライトはなかなか辛いものです。湿度5%~20%といわれている機内は乾燥がひどく、お肌の調子が悪くなることもしばしば…。また、エコノミークラスでは脚を伸ばしてくつろげないので、身体のむくみの原因にもなってしまいます。狭い機内で快適に過ごすのは難しいですよね。そこで今回は、長期間フライトで大活躍してくれる便利なアイテムをご紹介します!
1. スリッパ
機内でリラックスするためにまず欠かせないのがスリッパ。靴を履いたままではくつろげませんし、脚もむくんでしまいます。航空会社によってはアメニティとしてスリッパがもらえることもありますが、エコノミークラスではもらないことがほとんどです。座席についたら、まずスリッパに履き替えてしまいましょう。履いていた靴は枕など備え付けの機内グッズが入っているビニール袋に入れ、荷物棚に収納すれば、レッグスペースが広くなり快適です。到着までずっとスリッパで機内を移動できますし、現地のホテルでも室内履きとして使えますよ。
2. 厚手ソックス・着圧ソックス
機内は寒いことが多いです。薄手のソックスを履いていても冷えを感じることもあります。足が冷えていると、快適とは言えませんよね。このような場合に備えて、厚手のソックスを持ち込んでおくと安心です。また、むくみ対策として一押しなのが着圧ソックス。これを履いておくだけでむくみ防止になり、脚の疲れを感じにくくなります。しかし、着圧ソックスを履いていれば100%安心というわけではないので、たまに機内を歩いたり脚を動かしたりしてくださいね。
3. ショールなどの羽織
これも寒さ対策の1つです。もらえるブランケットは薄手のものが多く、エコノミークラスでは1人1枚が基本なので十分に防寒できません。配布されるブランケットにプラスして、さらりと羽織れるショールやパーカーで体温調節ができるようにしましょう。また、羽織として使わないときは、畳んで腰や背中に当てましょう。クッション代わりになり、より快適に座ることができますよ。
4. ネックピロー
座ったまま寝てしまって、起きたとき首に激痛が…なんていう経験、多くの人がしたことがあるかと思います。ネックピローがあれば、寝ている間でも首を固定してくれるので、首を極端に曲げたまま眠ってしまうことがありません。起きているときもネックピローがあれば、首が楽になります。ビーズクッションタイプや空気を入れるタイプなど種類や形は色々なので、荷物の量も考えて自分に合ったものを選んでくださいね。飛行機だけでなく、旅行中の電車やバスでの長距離移動のときにも役に立つので、持っておくと便利ですよ!
5. 保湿グッズ
冒頭でも述べたように、機内の湿度は低く、極度に乾燥しています。スキンケアしても、すぐにお肌の乾燥を感じるほどです。お肌の不調を防ぐためにも、乾燥を感じる前にこまめに保湿をして潤いをキープしましょう。化粧水はスプレー容器に入れておくと、手軽に使えて便利です。シュッと吹きかければリフレッシュ効果も期待できます。目も乾燥しやすいので、目薬も用意しておくとよいでしょう。
機内に液体を持ち込む場合は、100ml以下の容器に入れて、ジッパー付きの透明な袋に入れなければいけません。持ち込み荷物の制限もしっかりチェックしておきましょう!
6. メイク落としシート
メイクをしたまま寝ることは、お肌の大敵ですよね。機内はただでさえお肌にとって好ましくない環境。メイクをしたまま寝ると、お肌へ大きなダメージを与えてしまいます。就寝前は必ずメイクを落とすようにしましょう。かといって、機内のお手洗いでは洗顔しにくいですし、長い時間独占すると他の乗客の迷惑になってしまいますよね。顔をふき取るだけでメイクを落とせるシートタイプのクレンジングなら、お手洗いでさっとメイクをオフできまるので、スキンケアをすぐに済ませられます。普段オイルやミルクタイプのクレンジングを使っている人は、事前に使ってみるなどして自分のお肌に合ったメイク落としシートを探してみてくださいね。
7. めがね
普段コンタクトをしている人は、めがねは必ず手荷物に入れておくようにしましょう。コンタクトをしたまま寝るのはとても危険なことで、乾燥のひどい機内ではなおさらです。コンタクトの付け外しは少し面倒なので搭乗前にめがねに変えるのが理想ですが、それが難しい人も機内ではなるべくめがねで過ごすようにしましょう。
8. マスク
マスクは肌と喉の乾燥を防ぐのに効果抜群です。フライト中ずっと付けている必要はありませんが、寝るときは必ず装着するのがおすすめです。就寝中に喉の乾燥が進み、起きたら喉が痛い…なんてことも防げます。スキンケアをしっかりした後、マスクを付ければ保湿効果もアップします。寝顔を見られたくない人にもおすすめですよ!
9.水
乾燥している機内では、こまめな水分補給が重要です。もちろん水や飲み物は頼めばもらえますが、喉が渇くたびに頼むのも面倒ですよね。ペットボトルの水を持っておくといつでも自分の好きなタイミングで水分補給ができます。出国審査の前に買ってしまうと没収されてしまうので、審査が終わってから売店などで買うようにしましょう!
10.暇つぶしグッズ
機内では日本公開前の映画やドラマなど様々なエンターテインメントが楽しめますよね。しかし、日本語字幕版がないことや、観たい映画がないなんてこともあり得ます。そんなときのためにおすすめなのが、iPadやスマホに事前に観たい映画やドラマをダウンロードしておくこと!また、時間がなくて読めずにいた本やゲームを持ち込むのもよいですね。長時間フライトは退屈さを感じ始めてしまうと、一気に辛くなってしまいます。とにかく自分が楽しめるものを持ち込んで乗り切りましょう!
この記事へのコメントはありません。