いよいよ4月から新生活が始まりますね。きっと地元を離れて一人暮らしを始めるという人も多いことでしょう。
生活の糧は実家からの仕送りだったり、アルバイトだったりさまざまだと思いますが、限りある生活費をやりくりして、毎日の生計を立てることも勉強のひとつと言えるでしょう。
そこで今回は、アパートやマンションでの電気代を安くできるおすすめの節約術をご紹介したいと思います。
実家で暮らしていたときは電気代なんて気にしていなかった人も多いと思いますので、今後の参考にしてくださいね。
実は光熱費は、やりくり次第で減額できる!
光熱費とは、一般的に電気代・ガス代を指しています。そこに水道代・下水道代などを加えて「水道光熱費」などとして計算されることもあります。
初めての一人暮らしだと、光熱費がいくらくらいなのかよく分からないと思いますが、東京の場合、1カ月でおよそ10000円程度と言われています。季節や住む地域によっても変わってきますので、おおよその参考として見ておいてください。
上記を例に計算すると、1カ月10000円と見積もったとしても1年間でおよそ12万円の光熱費かかります。「電気代」だけを抽出すると、1カ月でおよそ3000~5000円程度と言われています。結構かかる?と思った人もいるのではないでしょしょうか?
では、これから「電気代」に焦点を当てて、どんな節約術があるかをご紹介したいと思います。
契約アンペアをどこまで下げられるかがポイント!
電気を使うときに支払わなければならないのが「基本料金」です。これは契約するアンペア数によって異なります。
東京電力関連のホームページによると、例えば、10アンペアの契約なら月々の基本料金は280.80円、15アンペアなら421.20円、20アンペアなら561.60円、30アンペアなら842.40円…などとなります。
参考:「TEPCO 東京電力エナジーパートナー」
一人暮らしなら、30アンペアあれば広めの部屋でも余裕を持って生活ができると思いますが、この基本料金をどこまでダウンできるかが節電のポイントになります。
もし根本的に電気代を節約したいと考えるなら、まずは契約アンペアそのものを低料金に設定する必要があるでしょう。覚えておいてくださいね。
ただし、契約アンペアを下げるとブレーカーは落ちやすくなりますので、自分が使う電気の範囲を十分に把握してから変更したほうがいいでしょう。アンペア数を下げれば、節約の意識もいっそう強くなるかもしれませんね。
ちなみに、普段から不要なブレーカーを下げておくのもいいそうですよ。これにより、1カ月で10%程度の消費電力ダウンが可能になると言われています。
エアコンは、フィルター掃除をサボらないようにしよう!
エアコンは節電対策をするのに、避けてはいけない家電製品です。一般的に電気代のおよそ25%がエアコンで消費されるといっても過言ではないそうです。
環境省のホームページによると、フィルターをしっかりていねいに掃除することで、電気の消費効率が上がり、冷房でおよそ4%、暖房でおよそ6%の使用量削減ができるそうです。掃除の頻度は、2週間に1度でOKとのこと。できる限り、エアコンの掃除は行いましょう!
参考:「環境省 みんなで節電アクション!」
もし自分でエアコンを取り付ける場合、本体が安いからといって古いものを選びがちですが、後々の電気代のことを考えると新しいものを購入したほうがいいかもしれません。
最近のエアコンはよく改良されているため、消費電力にも配慮がなされています。気になる人は、電気屋さんでチェックしてみてくださいね。
冷蔵庫も、消費電力が大きいので要注意!
電気代をとことん下げるなら、冷蔵庫も節電の対象に加える必要がるでしょう。冷蔵庫は、エアコン、洗濯機についで「消費電力が大きい家電」に挙げられています。
温度を弱設定にするだけで、消費電力をおよそ20%削減できるそうですので、気になる人は設定温度を確認しましょう!
さらに、冷蔵庫内に物を詰め過ぎるのもよくありません。ドアの開閉もあまり頻繁にならないよう行動を工夫することも、消費電力を下げるポイントになります。
意外な盲点!「待機消費電力」にも留意しよう!
電気製品は、使っていなくても電力を消費している場合があります。コンセントを挿しておくだけで、電気が消費されてしまうのだそうです。
噂によると待機消費電力は、電気代のおよそ10%にもなるとも言われています。使用している家電製品が多ければ多いほど、気にする必要がありますね。
例えば、「見てないテレビやビデオの主電源を切る」「使わない家電のコンセントは抜いておく」など、徹底的に節約を心がけたい人は、よ~く注意しておきましょう。
いかがでしたか?
以上、電気代の節約術についてご紹介ました。
どこまでコストダウンできるかチャレンジするのも面白そうですね。節約に励んだら、次に来る電気代の請求明細を見るのもきっと楽しみになるでしょう!
ワクワクの一人暮らし。無理のない範囲で、節約ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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