休みが長い大学生。長期休暇を使って海外旅行をする人も多いと思います。
海外旅行は異文化に触れる絶好の機会ですが、言葉がわからなくて困ったことはありませんか?
困ることはなかったとしても、「英語ができたらもっと現地の人と話せたかもしれない…」など思ったことがある人も少なくないと思います。
そこで今回は、英語に慣れるための方法をご紹介します!
シットコムで日常英会話をインプット!
シットコムとは、「シチュエーションコメディ」の略です。1話完結というスタイルで、観客の笑い声や拍手が入っている傾向にあり、アメリカンドラマのジャンルの1つとして人気を確立しています。
そんなシットコムは登場人物たちの日常を描いた作品が多く、恋愛や友情、家族といった身近なテーマを扱っているため、日常英会話を学ぶのにもってこいの学習教材といえるでしょう。
最初は「英語音声+日本語字幕」、次は「英語音声+英語字幕」で観て、慣れてきたら「英語音声のみ」にチャレンジしてみてくださいね。
シットコムといえば!「フレンズ」
「フレンズ」は1994年から2004年の10年間に放送されていたアメリカのテレビドラマで、放送終了から10年以上経った今でも世界中で絶大な人気を誇っています。
なかなか大人になりきれない男女6人の友情や恋愛が、ニューヨークを舞台にユーモラスに描かれていて、とにかく笑えるドラマです。コメディ好きの人には特におすすめです。
このドラマでは、硬すぎず日常生活で使うのにはちょうどよい英語が使われているので、英会話で生かせること間違いなしですよ!
イギリス英語に慣れてみよう!
アメリカ英語に慣れ親しんでいると、イギリス英語の聞き取りは少しハードルが高くなるかもしれません。
それぞれ地域によってアクセントは違いますが、アメリカ英語とイギリス英語はイントネーションや発音だけでなく、単語にも違いがあります。イギリスへ行く場合、事前にイギリス英語の感覚を掴んでおくとよいかもしれませんね。
イギリス英語を学ぶのに一押しなのが、「フレッシュ・ミート」というコメディドラマ。大学生の男女6人のシェアハウスでの共同生活を描いたドラマで、イギリスの大学生活を垣間見ることができます。
また、主人公たちはそれぞれ色んな地域から来ているので、様々な方言が聞けておもしろいですよ。
ディクテーションは、耳を英語に慣らすのに効果絶大!
「英語は読めるけど、相手が何て言っているのか全然聞き取れない!」なんて思ったことありませんか?
日本人が英語を聞き取れない理由で多いのは、ボキャブラリー不足に加え、2つ以上の単語がつながるように発音されるのに慣れていないことです。例えば、tell usは「テル アス」ではなく「テラス」に聞こえます。
これはリエゾン(連結)という現象なのですが、このように一つひとつの単語が独立して発音されていないので、聞き取ることが困難になってしまうのです。このリエゾンに慣れるのに効果的なのが、ディクテーションというトレーニングです。
ディクテーションとは、言葉を聞いて、その言葉をそのまま書き取ることです。「楽しく学習する」ということが大切なので、好きな海外ドラマや映画を使うのがよいでしょう。
短いシーンの方がディクテーションには適しているので、場面展開が速いシットコムがおすすめです。ワンシーンごとに行い、何と言っているのかノートに書きとります。その後、同じシーンを今度は英語字幕で観て、答え合わせをしましょう。
意外と難しいので、もし全然聞き取れなくても落ち込む必要はありません!何度も巻き戻しして、聞き取れるまで観直しましょう。
このディクテーションの良いところは、自分はなぜ聞き取れなかったのか、原因に気付くことができるところです。かなりの集中力を使うので、一日ワンシーン、というふうに無理のないペースで取り組んでみてください。想像以上に大変かもしれませんが、その分効果は抜群ですよ!
英語に自信のない人は、シットコムなどを繰り返し観て、英語の感覚を掴んでから挑戦してみてくださいね。
いかがでしたか?
海外ドラマや映画は活用次第で、日本で手軽に英会話を学ぶのにぴったりな手段といえます。英語圏へ行く前にぜひ、英語を耳に慣らしてみてはいかがでしょうか?
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