学期末のこの時期、「そろそろ就活対策を始めようかな…」とぼんやり考えている人も多いかと思います。「働くこと」の意味や自分の人生やライフプランをじっくり考えたことがありますか?
もしなかったら、本を読んで自分の人生や仕事の意味について考えてみてはいかがでしょうか。就活に対する意欲が増したり、自己分析にもつながったりするかもしれません。
そこで今回は、就活を間近に控えている人におすすめの「就活を始める前に読んでほしい本」を5冊ご紹介します。
1.『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン著
雪の中こちらに優しく微笑みかけているおじいさんの表紙が印象的な1冊です。
大雪で閉鎖になってしまった空港で、将来への希望もないまま仕事をする日々を送っている主人公は、ある老人と出会います。その老人は実は高名な発明家であり、主人公は自分のさまざまな感情をぶつけていきますが、徐々に彼の仕事観も変化していきます。
老人が語る人生論は、挑戦する勇気を与えてくれたり、自分を見つめ直すきっかけを与えてくれたりするはずです。
2.『20代にしておきたい17のこと』 本田健著
タイトル通り、20代だからこそやれること、しておくべきことが書かれています。シンプルでわかりやすく、短時間で読めるので「自己啓発本」というカテゴリに抵抗がある人にもおすすめです。
両親との関係や恋愛、親友や直感について…当たり前と思うことでも実際にできていないことは意外とあります。後悔のない人生にするための17のメッセージが、就活前の焦りや不安、もやもやした気持ちを前向きなものに変えてくれるでしょう。
より楽しく充実した20代を過ごせるよう、大学生のうちに読んでおくとよいですね。
3.『採用基準』 伊賀泰代著
世界的に名高いコンサルティング企業・マッキンゼーの採用マネージャーを長年務めた著者が明らかにする「採用基準」。採用基準への誤解、リーダーシップの正しい解釈や問題解決など、就活中だけでなく今後の人生においてもためになる内容になっています。
マッキンゼーが求めている人材像は今の日本社会で求められているものと同じだそうで、就活生にとってはうってつけの1冊ともいえるのではないでしょうか。
また、「とにかく有名企業に入りたい!」と思っている人にも読んでほしい本です。
4.『ノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』 クレイトン・M・クリステンセン著
【ストライプインターナショナルCEO石川康晴】『イノベーション・オブ・ライフ』クレイトン・M・クリステンセンほか(翔泳社)|『イノベーションのジレンマ』で知られるハーバード・ビジネススクールの人気教授がたどり着いた人生訓。 pic.twitter.com/31XZKgIxDu
— ceobooks (@ceobooks_bot) 2017年1月13日
キャリアのことからプライベートのことまで、幸せな人生を手に入れるためにはどうしたらよいかということを教えてくれる本です。経済学の理論を人生の事柄にも応用しながら、目的を持つことや善良な心を持つことの大切さを学ぶことができます。
ハーバード・ビジネススクールの教授が贈る言葉をきっかけに、人生において大切なものは何かを考えてみてはいかがでしょうか。
5.『感情は5秒で整えられる 一流ビジネスマンが実践 仕事はメンタルで決まる!』 鈴木雅幸著
普段の生活の中で焦りやいらだち、不安といったマイナスの感情に振り回されてしまうことはよくあるものです。しかし、乱れた心やもやもやした気持ちを持ち続けるのも疲れてしまいますよね。
この本によると、不安定な感情はなんと!たった5秒で変えられるとのこと。就活においてストレスや焦りはつきもので、またこれから社会人として生きていくにつれ人間関係も変わってきます。そのような環境の変化にうまく適応するためには、感情をうまく扱うことが重要です。
就活前の心のケア方法としても、感情の整え方を身につけてみるとよいかもしれません。
いかがでしたか?
春休みは自分の人生やキャリアを考える絶好の機会です。ぜひ読書で新しい発見をして、就活や人生設計に生かしてみてくださいね。
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