もうすぐ成人の日ですね。成人式といえば着物。今はレンタルの振袖が主流ですが、お母さんの振袖を受け継ぐ人もまだまだ多いかと思います。自分のために取って置いてくれた振袖を着て、お母さんを喜ばせてあげたいものですね。
でも、そのまま着ると少し古くさい印象になってしまうかも…と少し心配になる人もいると思います。そこで、お母さんのお下がりの振袖を、着物の良さを損なわずに今風にアレンジする方法をご紹介します!
成人式でなくても使えるテクですので、着物を着るときの参考にしてくださいね。
前撮り終わった☺✌️
お姉ちゃん達のお下がりの振袖に
お母さんのお下がりの帯上。
大好きな和服が着れて幸せ!
楽しかった〜〜💕💕 pic.twitter.com/1pv8xPZNZW— くらかえちゃん。 (@k_kae1012) 2016年12月26日
まず、サイズと保存状態をチェック!
お母さんと身長や体形が同じような人は、丈などのお直しをしなくても大丈夫です。しかし、そうでない場合はお直しが必要です。
そして、シミや虫食いがないか見てみましょう。もしあった場合は呉服屋さんやクリーニング屋さんに相談してみてください。サイズ直しやしみ抜きは、お金と時間がかかるので、早めに確認することが大事です。
昔の振袖をモダンに着こなすには?
いくら素敵な振袖でも、お母さんと全く同じアレンジで着てしまうと、古くさく見えてしまう可能性も少なくありません。そんなときは、振袖はそのままに、小物だけ変えてみてはいかかでしょうか?
半衿
半衿とは首の一番近くにくる布で、着物を皮脂などの汚れから守るものです。半衿というと白いイメージがありますが、刺繍や柄のものなど、種類はさまざまです。
昔の半衿は、色がくすんでいたりする場合があるので、新調することをおすすめします。
帯締め・帯揚げ
帯締めと帯揚げも、古風なものからラメ糸を使用したキラキラしたものまであり、種類が豊富です。呉服屋さんに振袖を持って行って、色の組み合わせなどを見てもらうとよいでしょう。
この2つを新調することで、今風にコーディネートすることができますよ。
バッグ
振袖に合わせるバッグは、和風柄や刺繍のものが上品に見えてよいでしょう。形は横長のものを選ぶと、バランス良く見えます。
品のあるビーズやサテンでできたバッグは、和服のときだけではなく、パーティーのときにも使えます。成人式のあとの同窓会でパーティードレスに着替える人は、そのようなバッグを選ぶと便利ですよ。
ショール
ベルベットショールが入荷しております(*^^*)
夕方になる冷え込む日がとても多くなりました。
品の良いレースと、手触り抜群のベルベットはお着物にももちろん、ドレスなどにも宜しいかと♪
各¥2,000です〜!#アンティーク着物 #着物 #kimono #ショール pic.twitter.com/g5qjObg5yL— 昔きもの庵 (@mukashi_kimono) 2016年11月13日
防寒として使われるショール。定番の白いファーのものは全体が華やかに見えます。暗い色の振袖に合わせると、顔周りが明るくなりますよ。
また、光沢感があるベルベット素材や着物にぴったりなちりめん素材のショールは、個性を出したい人におすすめです。ファーのショールより、落ち着いて見えますよ。
ヘアスタイル・メイクも重要!
髪型とメイクによって、全体の印象は左右されます。振袖が古風な分、ヘアアレンジとメイクには今風の要素を取り入れましょう!
編み込みアレンジは、手っ取り早くモダンな雰囲気を出せるのでおすすめです。振袖の色に合ったカラーアイシャドウをつけるのも、新鮮さが出てかわいいでしょう。
また、流行りのレッドリップも和服と相性抜群です。昭和っぽくならないためには、唇の輪郭をとらず、ぼかしてつけることがポイントです。初心者さんは、リップグロスを使うとうまく取り入れられますよ。
いかがでしたか?
お母さんから受け継いだ大切な振袖。着物自体は古くても、少しのアレンジで簡単に印象を変えることができます。古くさいからといって敬遠せずに、上手に着こなしてお母さんを喜ばせちゃいましょう!
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