最近よく耳にする学生起業家の存在。起業に憧れている人も多いのではないでしょうか?
今の時代は昔に比べ、誰でも起業できるチャンスがあるといっても過言ではありません。
そこで今回は、起業に関するほんの触りの知識をご紹介したいと思います。この記事を読んで起業に興味を持った人は、自分でどんどん勉強を進めてくださいね。
どんな分野で起業するのか?よく考えよう!
起業したいと思ったら、まずはどういった事業を行うかを決めなければなりません。何で起業するか?分野を絞って考えることは、非常に重要なことですよね。その上で事業計画などを作っていきます。
たとえば、飲食店を開業したいと考えた場合。
店舗を構える場所や資金計画、メニュー開発、調理、接客、宣伝、人を雇うなどなど…、やらなければならないことはたくさんあります。資金繰りに関しては、料理に使う材料費はもちろん、店舗の家賃や電気代、人件費なども考えていかなければなりません。
さらに、効果的な集客を得たいのであれば、一から集客のノウハウを学んだ方がいいでしょう。そうなると、時間もお金もたくさん必要になってきます。
大学生におすすめの起業スタイルは?
もしあまりお金をかけずに起業したいと考えるのであれば、WEBサイトを使ったサービスがいいでしょう。WEBでの開業なら、実店舗を持たないでパソコン一台あればできてしまいます。
とはいえ、それでもWEB関連の知識は必要にはなりますよね。
パソコンに詳しい知人に手伝ってもらうのもありですし、一人で一からやりたいという人なら専門知識を学ぶために学校に通うのもいいでしょう。やる気の度合いにもよりますが、1年程度あればさまざまなことが学べると思います。
あとは、どんな事業をするかを考え抜くことが大切です。WEBを使って物を売る?サービスを売る?…、自分の得意分野を活かせれば、事業も大きくできるかもしれません。
会社をつくる場合、いくらかかるの?
いくつか会社の種類はありますが、株式会社をつくる場合、資本金は1円から、1人でも設立が可能となります。
それとは別に会社の登記登録などに必要な費用として、およそ25万円ほどが必要だと言われています。
資金繰りを考えるとアルバイトなどでまとまったお金をつくっておく必要がありますが、上記の金額で正式に株式会社をつくれてしまうそうですよ。
どうやってお金をつくろう?
自分でお金をつくる以外にも援助があるとうれしいですよね。
国や市町村などでは起業者に対して助成金や補助金を出しているところもあります。中には起業する人を積極的に応援する自治体もありますので、自分の住む街はどうなのか?一度、役所などに問い合わせてみるといいでしょう。
中小企業省のホームページには、これから事業を行いたいという人に向けての情報がたくさん掲載されています。ぜひチェックしてみてください。
参照:「中小企業庁」http://www.chusho.meti.go.jp/index.html
ほかに、資金集めの一つとして「クラウドファンディング」というものもあります。いわゆるWEBを通して資金を集める方法で、自分の事業内容を説明してそれに賛同してくれる人から資金を援助していただくのです。
クラウドファンディングの種類によっては、出資者へのリターン(お礼)が発生しますので、よく確認したうえで援助していただきましょう。
いかがでしたか?
どんな人にも起業のチャンスがあると言っても、道のりはそう簡単ではなく大きなリスクが伴うのも事実です。「軽いノリで会社を作ってしまい、経営がうまくいかなくなった」なんてならないように、しっかりと事業計画を立てたり、人脈を広げるなど勉強しながら万全の準備をすることが大切です。
少しでも興味のある人は、まずは身近な情報収集からはじめていきましょう。
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