エストニアのタリン旧市街、スウェーデンストックホルムのガムラスタンに続いて、北欧のファンタジーな景色をご紹介します!
このスオメンリンナ島は、某アドベンチャーゲームの中に出てきそうな景色ばかり。記事の後半にて写真を載せますので、お楽しみに!!
スオメンリンナ島とは?
ヘルシンキのオールドマーケット広場から出ている水上バスで15〜20分。乗船料は往復5ユーロで、観光客だけでなくヘルシンキの人々も頻繁に訪れます。
スオメンリンナはフィンランドで最も人気の高い観光地であるだけでなく、今もなお生活する800人の居住地です。
要塞や駐屯地の建物は保存され、カフェ、レストラン、博物館などになっています。自然豊かなこの島では、晴れた日にお弁当を持ってピクニックするのもおすすめです!
そしてスオメンリナは、戦争の歴史を持つ島でもあります。
橋で結ばれた6つの島からなる要塞群の建設が始まったのは1748年。
ロシアに対する守りを固めるため、当時フィンランドを支配していたスウェーデン王の命により40年の歳月をかけて築かれました。
しかし1809年にロシア軍に占領されると、100年以上にわたりロシアの要塞に。
そして1917年のロシア革命でフィンランドはようやく独立を果たし、島はスオメンリンナ(フィンランドの要塞)と名を改めました。
-引用:http://www.hankyu-travel.com/heritage/northerneur/suomenlinna.php
島内には島の歴史を学べる銅像やプレートもかかっていたり、大砲が要塞の外に向かって並べて設置されていたり、戦争の跡地であることを感じさせられます。
スオメンリンナ島の内部はこんな感じ!
ヘルシンキからのフェリーを降りると、このようにピンクの建物が見えてきます。
観光案内所などもあるので地図を貰ってから散策するのがおすすめです。
島内の建物の多くには洞窟があります。
この写真のように光が差し込まないところも多く、ライトは必須。
要塞を形成する砦。まさにゲームの世界。
このあたりの洞窟からおなじみのモンスターが”ぴょい”っとでてきそうですね!!
スオメンリンナのシンボル!?キングズ・ゲートは、要塞の表玄関と呼ばれた場所です。
訪れたときは工事中のようで、手すりと足場がびっしり。ちょっぴり残念でした。
私がスオメンリンナ島を訪れたのは日曜日。観光客だけでなく、地元の人らしき親子連れ、友達と遊びに来たであろう少年たちなど、島内は大変賑わっていました。
少年たちはスマートフォンを片手に島内を走り回っていました。「元気だな~」と気にして見ていると…日本でも流行していたポケモンGO。
世界遺産とだけあって、どうやらレアなポケモンが出るみたいです。
いかがでしたか? ゲームのようなファンタジー空間。是非行ってみてください!!
●アクセス:ヘルシンキ マーケットスクエアから出向する公共フェリーで15分
●料金:島への入場料はなく、交通費のみ。(ただし博物館などは別途料金が必要な場合があります。)
●時間:カフェや博物館は10:00~18:00、レストランは11:00~22:00までの場所が多い
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